物件購入の判断基準を収益から行う方法は前回解説しました。収益から判断する方法。今回は物件の情報から物件購入を判断する方法を考えてみます。物件情報とはなんでしょうか、ここでは立地、客付け、地価等の情報を指しています。この情報をどうやって取得するかを解説していきます。
立地情報の取得
googlemapを利用しましょう。物件情報を入力するとその情報を中心にいろいろな設備の距離が測れます。ここで測定する設備は小学校、中学校です。戸建の賃貸で重要なのは子供が学校に通えるかです。小学校まで徒歩3時間だと子供を住まわせることが難しくなります。小学校、中学校の距離を測ります、徒歩で30分以内ならまあ許容範囲ではないでしょうか。

客付け判断、その1
賃貸物件で投資を行うので、客付けができるかどうかは重要です。客付けができるかどうか=賃貸需要があるかですが、賃貸需要があるかどうかはインターネットで検索できます。LIFULL HOMES’Sの見える!賃貸経営である程度わかります。


賃貸購入希望者がどの地域をみているのかを地図上のつぶつぶで確認できます。賃貸需要が多い地域は赤く表示されます。この図で見ると赤いつぶつぶも多いので買ってもよさそうな感じがします。ピンポイントで色がついていなくても良いです、その地域がどんな感じかが分かればよいです。
客付け判断、その2
客付けできるかどうかを客付け業者にそのまま聞くことができます。ミニミニ、アパマンショップ、エイブル、ホームメイト、客付け業者はいろいろありますが訪問してこの物件は客付けできますか?と聞けば客付けできるか教えてもらえます。その際は物件図面を持っていきましょう、間取り・築年数・住所等向こうが必要とする情報が詰まっています。

地価判断
地価とは国が決めた土地の価格です。地価マップというサイトがあるのでそこで調べでみましょう。サイトを開き、相続税路線価を押します。

そして地域をクリック

購入したい場所を詳細にみると、22Eとか書かれています。この場合平米単価が2万2千円ということをしめしています。今回買う物件の土地が210平米だとすると462万円の価値があるということですね。

まとめ
今回は物件の価値を数字とか図で判断する方法を記載しました。この情報は融資を受けるうえで必要な情報です。この情報から融資の担当者が融資可能かを判断します。また、融資を受けないとしてもこの物件を売るということになったとき、これらの情報が悪い結果だと売りにくいということになります。調べておく価値はあると思います。
参考にしていただければ幸いです。
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