不動産を探して良いものが見つかったら内見しましょう。

内見をせずに買付を入れる場合もありますが一般的ではないです。一度しっかり確認してから購入したいものです。内見で確認しなければいけないことはルーチン化しておくと良いです。見逃しもなくなりますし。ここでは私が気を付けていることを記述していきます。

立地

立地は重要です、後からお金を出しても変えられません。車で入っていけるか、駐車場はあるか、市街地までのアクセスは良いか、再建築はできる地域なのか。

都市部で電車等のアクセスが良ければ車は不要ですし、駐車場も不要。逆に市街地へのアクセスは車が快適に利用できるなら多少不便でもよいでしょう。再建築不可だと融資が受けづらいです。ただ条件・価格がよければ買ってもよいでしょう。

このように、これでなければダメってことは無いですが、客付けを想像し後で困らない立地であることを確認しましょう。

雨漏り

雨漏りしているかどうか、しているなら何時からしているか、常時しているのか。天井をみると分かります。雨漏りを常時していると天井の木が腐ってぐにゃぐにゃ、床も腐っています。条件が整った時だけ雨漏りするっていう家だと天井にシミができています。雨漏りを本気で直そうとすると100万円単位で費用がかかってきます。これはDIYでやれる範囲ではなくプロがやる範囲の仕事だと思います。

雨漏りしていても物件がダメということは無いですが、それぐらいの費用がかかるかもねって覚悟が必要です。覚悟できるなら買ってもよいでしょう。

傾き

擁壁の上、地盤が緩い地域、そもそも古い家は大体家が傾いています。傾くと扉が開きづらくなります。色々な扉窓を開けたり閉めたりしてみましょう。開きづらかったら傾きでそうなっているかもしれません。また、体感でわかるレベルの傾きもあります。修繕したくなりますが、傾きを直すとなると数百万円の費用がかかります。これも覚悟ができたら買ってもよいでしょう。傾いたまま貸すってことももちろん有りです。立地がめちゃくちゃよいとか、傾きは一部だけとか、客付け可能と判断すれば買えばよいでしょう。

水回り

修繕の費用がかかる項目のトップクラスにいるのが水回りです。どうしても直したくなるところです。お風呂の入れ替え100万円、トイレの入れ替え30万円、キッチンの入れ替え20万円ぐらいでしょうか。それぞれ材料もそこそこ値段がしますし、工事費用も結構かかります。ここらへんがボロボロの物件は結構多いです。普通に見積に入れ修繕をした上で、結果黒字になりそうなら買ってもよいでしょう。

シロアリ

シロアリは大体います、築40年50年だと居ない物件は無いといってもよいでしょう。水回りは大体いますが物件全体に回っていると大変です。柱等をたたいて確認ということもできますが、素人にはなかなか難しい・・・水回り以外で見つけたらヤバイって思った方がよいでしょう。

まとめ

内見は大体一度のみです。何回も見せてっていうのはあまりないかと。内見して買付、契約、引き渡し、再度家に入るのは数か月後ということもよくあります。特に購入を予感する物件は慎重に見ておくのがよいでしょう。

参考になれば幸いです。

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